何が起きたか
Googleが2026年6月25日、Geminiアプリに「study notebooks(勉強用ノート)」という機能を発表した。公式ブログでは "a goal-oriented learning space"(目標ベースの学習スペース)と紹介されていて、自分の今の理解度や弱点に合わせて個別のレッスンを作ってくれる、と説明されている。
使い方の流れはシンプルで、まず授業のシラバスやノート、読み物などの教材をアップロードする。するとGeminiが最初に診断用の小テストを出して、「どこが分かっていて、どこでつまずいているか」を割り出す。そのうえで弱点をつぶすための短いレッスンと練習問題を用意し、進み具合をダッシュボードで確認できる、という作りになっている。
提供範囲についても書かれていて、個人アカウント向けに、Geminiアプリが使える言語で順次展開していくとのこと。まずはWeb版で、スマホなどモバイルへの対応はこの夏の後日予定とされている。学校が配布するアカウント(18歳未満を含む)については「数週間のうちに」使えるようになる予定だ。
生活で何が変わるか
勉強って、そもそも「自分がどこで分かっていないのか」を見つけるのが一番しんどいところだと思う。この機能は、そこをAIに整理してもらえるのがありがたい。たとえば資格の勉強でテキストが分厚くて何から手をつけるか迷う時に、まず診断テストで弱点を出してもらうと、優先順位がはっきりする。
家庭の場面でも、子どもが持ち帰ったプリントや教科書のコピーを入れて、「どの単元でつまずいているか」を一緒に確認する、といった使い方が考えられる。もちろんAIの説明が毎回正しいとは限らないので、内容が合っているかは教材そのものと見比べる前提で使うのが安心だと思う。
親方の一言
AIに「全部教えてもらう」より、「自分の弱点を見つける相棒」として使うくらいが、今の段階ではちょうどいい距離感かなと思っている。まだ自分でがっつり使い込んだわけではないので、ここは所感になるけれど、まずは手持ちの教材をひとつ入れて診断テストを受けてみる、くらいの軽い気持ちで試すのが良さそうだ。
