何が起きたか

Googleの日本向けブログに、10月6日付で シンプルガイド の記事が出ていました。Gemini Liveでカメラや画面を共有すると、目の前のものを音声で説明してくれる機能です。提供開始は10月1日の既報で、英語のブログをもとに書きました。そのとき、英語ブログの日本語のページは開けないと書きましたが、日本向けの記事はその後、10月6日付で別のURLに出ていました。英語ブログの翻訳ではなく、日本向けの例と介護ガイドが加わった別の記事です。

この日本向けの記事で新しく分かるのは、日本の暮らしに寄せた使い方の例です。

  • お薬手帳や処方薬の細かい文字の読み上げ補助。ただし医療診断や服薬指導ではない、と注記があります
  • エアコンやテレビのリモコンの確認、通院前に症状をメモにまとめる
  • 怪しいSMSや警告画面を画面共有で見せて、見分け方を相談する。すべての脅威の検知を保証するものではなく、迷ったら専門窓口や家族へ、とあります

条件は英語版と同じで、Android 9以降の端末、Gemini Liveが使える地域と言語、アプリとAndroidを最新に、です。

生活で何が変わるか

使い始める入口が3つ書かれています。

  1. Geminiアプリのプロフィール設定で「Live で シンプルガイド を使用する」をオンにする
  2. Androidの設定から、ユーザー補助、視覚支援、シンプルガイドと進み、ボタンや2本指スワイプ、音量キー両押しで呼び出せるようにする
  3. TalkBackを使っているなら、3本指タップのメニューから選ぶ

小さな差も見つけました。ブログは「視覚支援」と書いていますが、今朝(10月14日)取得した日本語ヘルプの手順は「視覚サポート」です。メニューが見つからないときは、どちらの名前でも探してみてください。ヘルプには今も「段階的にリリースされるため、まだご利用いただけない場合があります」の注記が残っています。

同じ記事の後半は、介護職員やケアマネジャー向けの「介護の現場を支える Gemini 活用ガイド」の公開です。記録や申し送りの下書き、レクリエーションの案出し、家族への報告文などの使い方がまとまっているとのこと。下書きは職員自身が確認・修正する前提で、Geminiは医療機器ではないとも書かれています。ガイド本体は、ブログのリンク先のPDFで、中身までは確認していません。

マスターの一言

うちの端末ではまだ確かめていません。実家の親にスマホを渡されて「この薬の説明を読んで」と言われる場面を想像すると、読み上げ補助は便利そうです。ただ、薬の判断や怪しいSMSかどうかの判断は、Geminiに任せきりにせず、薬剤師さんや家族に確認する、という使い方になりそうです。