何が起きたか

ChatGPTの「GPT」(カスタムGPT)の廃止について、OpenAIの廃止と移行のFAQが書き換わっていました。ページのデータに残る最終更新は日本時間10月4日7時44分です(9月18日以降に何回書き換わったかは分かりません)。当サイトは9月12日に最初の記事を出していて、ここではその後に変わった点だけを書きます。

比べたのは、当サイトが日本時間9月18日1時36分に保存した英語版と、10月10日16時31分に取得した英語版です(Internet Archive が止まっていたため、自分たちの保存版を基準にしました)。

いちばん大きいのは、終了日の書き方です。

  • 9月18日の版: 日付が書かれているのは法人向けのEnterpriseだけ。ほかのプランは同じ日程に「続く可能性がある」
  • 今の版: 「カスタムGPTはいつ終わるのか」という問いに対し、「2026年12月11日に終了予定」と書いている。Enterpriseに限る言葉は付いていない。延期が承認されたEnterpriseのワークスペースだけ、2027年2月11日になる

ただし同じ段落に、「別の日程が届いている場合も含め、自分のアカウントやワークスペースに届いた案内に従ってほしい」とあります。FreeやPlusなど個人プランを名指しして12月11日と書いた文は、FAQの中に見当たりませんでした。日付の並んだ予定表はEnterprise向けの節に置かれたままです。9月18日版にあった「ほかのプランも続く可能性がある」の一文は、今の版には見当たりません。

Enterprise向けの予定表も動いています。

  • 移行の機能とお知らせ表示(目標): 9月17日 → 9月22日
  • 新しいGPTの作成が終わる日(予定): 9月25日 → 10月26日
  • 終了: 12月11日(標準)/2027年2月11日(延期が承認された所だけ)

ほかのページとの食い違い

GPTの説明ページと作り方のページの上部のお知らせは、今も「Enterpriseは12月11日に終了予定・移行は9月17日が目標・ほかのプランも同じ日程に続く見込み」のままです。日本語版の説明ページも同じでした。FAQとは、移行の目標日(9月17日と9月22日)も合っていません。

最初の記事で見当たらないと書いたChatGPTのリリースノートには、今は9月11日付の項目があります(当サイトの保存では9月16日分から)。「自分に当てはまる終了日まで使える」と書くだけで、日付は出ていません。

今のFAQに書かれていること

  • 終了日を過ぎると、GPTとそのGPTのページは開けなくなる
  • GPTとのこれまでの会話は、終了後も見られる。残すための操作は要らない(9月18日版には無かった)
  • 自分で作ったGPTは、移行が使えるようになったら「マイGPT」から「プラグインに移行」を選ぶ。移るのは最後に公開した版で、下書きは移らない

最初の記事で「日本語のヘルプにはまだ出ていない」と書いたFAQは、9月18日の保存時点で日本語版が出ていて、今の版にも同じ12月11日の記述があります。

生活で何が変わるか

献立用や学校のプリント整理用など、毎日使っているGPTがあるなら、まず頼っているGPTを書き出し、12月11日を目安に、誰が作ったものかと指示文・よく使う質問を控えておくと動きやすいと思います。

過去の会話は終了後も見られると書かれたので、会話を残すためだけに慌てる必要はなさそうです。

マスターの一言

個人プランの日付がはっきり出たとまでは言えません。FAQは12月11日を全体の終了日のように書き、説明ページはまだEnterpriseの予定として書いています。ページどうしが揃っていない今は、12月11日を「早ければこの日」と見て準備しておくのが無難だと思います。画面に案内が出たら、そちらの日付を優先してください。


出典: Custom GPT retirement and migration FAQ(OpenAI公式ヘルプセンター・英語版・日本時間10月4日更新・10月10日取得) / 同・日本語版 / GPTs in ChatGPT(同・英語版) / 同・日本語版 / Creating and editing GPTs(同・英語版) / ChatGPT Release Notes(同)